サンプルテキストの見るポイント
全部のテキストを見比べたわけではないのですが、だいたいの合格実績のある行政書士試験講座は、どこもテキストには合格に必要な情報量が載っているものだと思います。
というのは、どこの講座の説明サイトでも書かれていますし、あとはテキストと講義を利用し、自分自身が試験勉強に取り組んで試験対策に臨めるかのような気がします。
サンプルテキストの見るポイントを書こうと思ったのですが、資料請求でいただくテキストサンプルはページ数が少なく、パンフレットの中の数ページだったり、実際のテキストの紙と違いそうな事務所でコピーしたような紙っぽかったりで、あまり比較できなかったかもしれないです。
テキストの中身の比較というより、パンフレットを見て、その講座を受講するとどのような教材がついてくるのかの一覧を、比較していました。
サンプル講義のチェックポイント
大きく分けて、通信講座の講義は2パターンあるような気がします。
- 受験指導校の生講義を受講してまるで講師が目の前にいるような臨場感のある講義
- ニュース番組のように映像的にわかりやすく伝える画面の講義
サンプル講義をいくつか視聴してみて、どちらかというと講義画面の映像的わかりやすさが優れているほうが好みでした。(個人の感想です)
比較的新しいネット受講の講座は、映像に力を入れている印象があります。
テキストを淡々と読んでいるような講義映像は、いっそ音声のみでいいのでは?と思うくらい画面からの情報量が少なく感じました。
生講義を通信用に収録したような、先生の顔ばかり映されているのは、自宅で視聴すると眠くなってしまい、あまり好みでありませんでした。生講義でしたら緊張感も加わり、それでもいいと思うのですが。
映っているのが顔だけでなければいいというわけでもなく、画面に文字が映されてそれをただ読んでいるようなものも、眠気を感じてきてしまい。
講義の動画というのはどれでもいいわけでなく、講師の力量とか自分との相性とかあるのだなあ、といくつかの講義動画を視聴して感じました。
- 聞き取りやすい声か
- 聴いていて眠くならないか
- ただテキストを読んでるだけではないか
- テキストの重要事項を補足を交えて覚えやすい工夫のある講義か
- 講義を最後まで聴きたいと思える講師か
この辺りを比較して、受講する講座を決めました。
行政書士試験講座の口コミってどう?
行政書士試験の勉強法や講座の口コミをまとめたページが数多くあります。
私も行政書士試験勉強開始時に勉強の仕方の参考によく読んでいました。
口コミで評判のよい書籍は本屋でよーく吟味して、わりと買いそろえていました。
一般書籍の口コミは参考になりましたが、資格スクールの講座の口コミはどうでしょうか。
講座は高額なため、スクールを何校も併用するという受験生は少なく、個人でそもそもいろいろなスクールの質を比べるのが難しいのではないでしょうか。
客観的に値段やサービスなどを比較したサイトもあります。
ただし、筆者が実際に受講していない講座の口コミをまとめたものは話半分に受けておいたほうがいいかもしれません。
中には、確かに資格予備校は同じですが別の試験の講座や別の講師の口コミを並べていて、それって行政書士試験講座の口コミと違うわ…っていうものも見つけました。
口コミをみるならば、資格スクールの合格体験記が参考になります。
実際に講座を受講して合格した人たちのレポートですから。
スクール側にとって都合の悪い記載はカットされていそうですが、別資格の口コミが混じったまとめページよりは信頼性があります。
その講座にはどのような教材があってどのように勉強ができたかを知ることができます。
資料請求をして相性のよさそうな教材と講師を見つけてみよう
YouTubeや資格スクールのサイトで講義の動画が上がっているのは選ぶためにとても参考になります。
いろいろな先生のサンプル講義を見て聞いて、自分の目と耳で確かめて選ぶのが確実に自分に合う教材や講座が選べると思います。
私の場合、本屋の資格コーナーで購入した本の母体の資格スクール、口コミで知ったオンラインのスクールのうち何校か資料請求をして、この先生の講義をもっと聞きたい、と思った講座を選びました。
講義の聞きやすさと価格帯でアガルート と通勤講座(現:STUDYing )で迷い、結局、豊村先生の講義と合格すると全額返金+3万円にひかれてアガルートアカデミーを選びました。
通勤講座のオンライン勉強システムもステキで悩んだのですが~。講義映像がすっごいよくできてて、過去問講座もわかりやすくて魅力的でした。
大手スクールに比べて安いけど大丈夫?ちゃんと試験範囲網羅できてる?
という心配は、出題カバー率を見ると安心できるのではないかと思います。
ちなみにアガルートアカデミーの演習総合カリキュラムの法令科目の平成30年度試験出題カバー率は95.6%だったとのことです。
私は初学者向けの入門総合カリキュラムでしたので中上級者向けの演習総合コースよりいくらかカバー率下がってそうですが、それでも本試験中にあ!豊村先生言ってたやつだ!という問題が多い気がします。